豊富な実習設備

豊富な実習設備

専門職者として必要とされる「実践力」を身につける豊富な施設・設備

東北保健医療専門学校では、学科の特性にあわせて、実習施設・設備を完備しています。

「機能訓練・治療室」や「基礎医学実習室」、「作業療法実習室」、「介護実習室」などの専門施設のほか、「3次元動作解析装置」や「歯科レントゲン室」などの専門機材を備え、より実践に近い環境の中で授業・実習が受けられるようになっています。

機能訓練・治療室

「レッドコード」を用いたトレーニングの他、筋力や関節可動域などの検査測定技法や動作分析の方法、徒手的な治療手段について学びます。

レッドコード

天井から吊り下げられた赤いロープ(スリング)を使用して四肢や体幹を懸垂させ、運動方法や負荷量を調整する事で高齢者の介護予防からトップアスリートのトレーニングにまで幅広く使用されています。

3次元動作解析装置

12台の赤外線カメラとフォースプレートが設置されており、人間の動作を3次元で解析することができます。また、重心動揺計を使ってバランス機能の測定も行えます。

体成分分析装置

体を構成する基本成分である体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪を定量的に分析し、健康状態を正しく評価するという視点を養います。

表面筋電図

筋電図は筋線維から発生する活動電位を可視化することができ、実際の運動や生活における活動場面での評価が可能となり、より詳細な動作解析を行うことができます。

呼気ガス分析装置

運動時の酸素摂取量や二酸化炭素排出量を測定し、心肺能力をみる装置です。糖尿病の方の運動処方や、スポーツ選手の体力テストなど、さまざまなフィールドで使用されます。

超音波画像診断装置

レントゲンでは確認できない筋・神経・靱帯などの軟部組織をリアルタイムの動画で確認することができ、解剖学の理解を深めることができます。

水治療室

主に理学療法科で使用します。理学療法の一つで、温水や冷水を用いて患部の血流の改善や痛みの緩和を図る治療手段について学ぶ実習室です。

作業療法実習室

疾患を持つ方への指導を目的とし、身の回りのこと(セルフケア)や仕事・家庭・社会での役割、余暇活動についてなど、さまざまな作業を分析します。

基礎医学実習室

臨床に必要不可欠な人体の構造や機能について学びます。骨格や筋の解剖標本や、生理学実習のために、医科大学でも使用されているLt LabStationという最新の実習用システムを備えています。

装具加工室

疾患を持つ方の手や脚の代わりとなる義手・義足の構造について学びます。また、上肢・手指の安静や失われた機能を補助するための装具を作成する実習も行います。。

日常動作訓練室

日常生活に必要な基本動作(移動・食事・排泄・入浴・家事など)を評価し、家庭復帰するために必要な日常生活技能を指導・訓練する実習室です。

歯科診療実習室

歯科用ユニット(診療台)を設置した実習室です。実際の歯科医療現場に近い環境で基本操作から丁寧に指導します。

歯科基礎実習室・実験室

30台のマネキンや超音波スケーラーを備えた実習室です。1人1台のモニターを使って学習するため、理解度が違います。

歯科レントゲン室

レントゲン室には、デジタルX線撮影装置を導入し、歯科治療での検査・診断に必要な撮影方法や患者さんの誘導方法などを学びます。

唾液検査システム(SMT)

唾液を採取し、わずか5分で6項目にわたる検査ができるシステムです。適切な治療のために必要な口腔内の健康状態をデータで把握することができます。

介護実習室

施設や在宅において利用者さんの生活(食事・排泄・睡眠など)を支援するための基本的技術を学びます。また、多様性のある利用者さんの生活を支援する視点、アプローチを学びます。

家政実習室

高齢者・障がい者に適した衛生的で機能的な衣服はどのようなものかを学び、実際の製作を通して技術を修得するための実習室です。

入浴実習室

寝たままの入浴や個浴での入浴など、個々の支援ニーズに合わせた入浴介助技術を学ぶための実習室です。

調理実習室

利用者さんの食事を作るうえでの配慮事項や具体的な調理方法、栄養バランスを考えた食事内容について実技を通して学びます。

先頭へ