介護福祉科ブログ

初挑戦!2年生による嚥下食作り!

2025年5月26日更新

介護福祉科2年生が調理実習で嚥下食を作り、実際に食べてみました!

嚥下食とは、噛んだり飲み込んだりする動作「嚥下」に困難を抱える方のために工夫した食事のことです。

今回は、介護老人保健施設の管理栄養士さんをお招きし、「食べることへの支援」の講義と嚥下食の作り方を教えてもらい、嚥下食作りに初挑戦!

講義では、介護施設での栄養ケアマネジメントについて教えていただき、嚥下の評価や低栄養フレイルについて学びました。

管理栄養士さんは栄養面から利用者さんの生活を支えていることが分かり、新たな発見がたくさんありました。

嚥下食作りでは、分量を適切に計り、粒が残らないように、焦げないようにと繊細さが求められました。

誤嚥しにくい食事を作る難しさを初めて知ることができました。


【学生の感想】

「想像以上に水が含まれていておなかがいっぱいになった。」

「見た目はやわらかく食べやすそうなのに、食べたら食感や風味が普通の食事と全く異なりびっくりした。」

「これを利用者さんが毎日食べているのだと考えることができた。」

「これからは、利用者さんの中には嚥下食を好きではないと思って食べている人がいると理解して介助していきたい。」


...と、嚥下食に戸惑いながらも、介護福祉職としての視点も忘れない2年生です。エライ!

体験学習での学びの大きさを改めて感じた調理実習でした。

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