東北保健医療専門学校は理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、介護福祉士、医療事務をめざす医療・福祉の専門学校です。
仙台駅から徒歩5分の好立地にあります。
介護福祉科
Care And Welfare Dept.
介護の現場で
即戦力となる
感性豊かな
介護福祉士をめざす
在宅介護や福祉施設などで幅広く活躍できる、専門的な知識と技術を備えた即戦力としての「介護福祉士」をめざします。また、人に対する深い洞察力と実践的な判断能力を修得し、柔軟な感受性を持ったコミュニケーション能力豊かな人材を育成します。
多文化共生社会の実現をめざし、国際理解と外国人交流をカリキュラムに組み込んでいます。多職種連携を取り入れ、最新の情報に触れる機会を多く設けています。
本学科では1年次より国家試験対策を開始。経験豊富な教員が、学生一人ひとりに合わせた国家試験対策を行い、介護福祉士の資格取得をバックアップしています。
県内実習登録施設には特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・デイサービス・グループホーム・小規模多機能型居宅介護・介護付有料老人ホームなど、介護実習協力施設が充実し、さまざまな現場での実践力を磨くことが可能です。
介護福祉士
(卒業と同時に受験資格取得)
介護福祉士は日常生活を営むのに支障がある高齢者や障がいのある方に対し、専門的知識及び技術をもって、心身の状況に応じた介護や、介護を行うご家族などに対して助言・指導を行う専門職です。高齢者福祉の充実が叫ばれ、在宅医療にも注目が集まる中、介護福祉士の役割はますます重要になっています。
介護福祉士としての基礎的な知識と技術を学ぶ
介護福祉士に求められる豊かな人間性と社会性を身につけるため、人間の理解、社会の仕組みや制度、生活・福祉・コミュニケーションの基礎などを学びます。介護実習では、施設機能や基本的な介護の知識と技術を学び、現場の指導者のもと移動・食事・排泄・入浴の介助はもちろん、各種施設での介護がどのように展開されているかを体験学習します。学んだ知識に基づき、利用者様のニーズは何か、「その人らしい生活」について個別ケアを学びます。
実践力につながる介護知識、技術の修得をめざす
より実践的な実習を通して専門的知識及び技術を活用し、利用者様それぞれの身体的・精神的な変化に応じた介護を身につけます。利用者様の生活や個性・尊厳を理解し、ニーズを明確にするための介護計画の作成、実施後の評価やこれを踏まえた計画の修正といった介護過程を展開し、学習した知識や技術を総合して、具体的な介護サービスの提供の基本となる実践力を修得します。介護福祉士としての介護観の確立と職業倫理も育みます。
バーチャルリアリティ(VR)の技術を授業に取り入れ、さまざまな認知症の方が体験している世界を共に体感することでリアルな学習体験を実現しています。
本学科では介護用ベッドや介護リフト、車椅子、入浴実習室など、最新の施設・設備を完備しています。学生が思う存分設備を活用し演習を行えるよう、少人数のグループで納得いくまで学べる環境を整えています。
1年次例 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1 | 09:00~10:30 | コミュニケーション技術Ⅰ | こころとからだのしくみⅠ | 介護の基本Ⅰ | 社会の理解Ⅰ | こころとからだのしくみⅠ |
2 | 10:45~12:15 | 認知症の理解Ⅰ | コミュニケーション技術Ⅰ(手話) | |||
昼休憩 12:15~13:15 | ||||||
3 | 13:15~14:45 | 生活支援技術Ⅰ | 介護過程Ⅰ | 介護総合演習Ⅰ | 人間の尊厳と自立 | 発達と老化の理解 |
4 | 15:00~16:30 | 介護総合演習Ⅰ | 人間関係とコミュニケーションⅠ | 生活支援技術Ⅰ | ||
5 | 16:45~17:30 | 追加科目・補習を行う場合があります。 |
※タイムテーブルは一部変更となる場合があります。
現場で活躍している介護実習指導者のもと、介護福祉士の仕事を体感するだけでなく、多職種連携や地域との関わりについて体験学習します。介護実習各領域で学んだ知識と技術を統合し、介護実践に必要な観察力・判断力を養う他、変則勤務の体験も行えます。
456時間
1年次より国家試験対策を実施することで基礎知識の定着を図り、2年次は定期的に学外模試と学内模試を実施し、応用力を高めることを目的に指導。国家試験対策のため定期的な外部模擬試験を実施し弱点克服や基礎力、応用力向上のため個別指導、特別講義を設けています。
100%
蝦名 唯さん
青森県 青森西高校出身
本校への入学を決めたのは国家試験の合格率や就職率が100%だったためです。オープンキャンパスに参加した時も、学びやすい環境が整っていると感じました。好きな授業は「認知症の理解」。実習先には様々な利用者様がいましたが、授業で教わったことを照らし合わせ、対応することができました。将来は、利用者様のことを第一に考えられるような介護福祉士になりたいので、より認知症の理解を深めたいと思っています。
06:00 | 07:00 | 08:00 | 09:00 | 12:15 | 13:15 | 16:30 | 17:30 | 18:30 | 21:00 | 22:30 | 23:00 | ||
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起床 ・ 身じ たく |
朝食 | 登校 | 授業 | 昼休み | 授業 | 帰宅 | 夕食 | 自由 時間 |
入浴 | 課題 | 就寝 |
野呂 勇介先生
私は介護福祉士として現場で働いているとき、介護を必要とする人たちが何を求めていて、どんな可能性を秘めているのかを考えながら関わっていました。人はどんな状態にあっても無限の可能性を秘めています。その可能性を引き出せたとき、その人の人生は大きく変わり、見えなかった世界が広がることでしょう。皆さんも介護福祉士として介護を必要とする人たちの可能性を引き出すお手伝いをしてみませんか。私たちが2年間しっかりとサポートします。
2019年度~2021年度
特別養護老人ホーム
介護老人保健施設
グループホーム
デイサービス
病院
医療福祉関連企業
介護福祉士
グエン トウイ リンさん
2022年3月卒業
現在は介護老人保健施設の職員として働き、ショートステイに配属されています。利用者様の有する能力に応じて、入浴・排泄・食事などの介助や日常生活のお世話をしています。体力を使うので大変なこともありますが、利用者様から直接「ありがとう」の言葉をいただけるとモチベーションが上がり、自分の仕事が役に立っていると実感することができます。在学中に学んだ介護技術は身体の負担軽減に活かされ、また認知症の特徴を理解していたことで、適切な対応を取ることができています。今後も日本語の勉強を続け、介護の知識と技術をもっと身につけたいと思っています。